人の数だけ、挑戦がある


中小企業を支えるアプリで、日本の経済成長を後押しする。
共通(エンジニア)
プロダクトサービスエンジニア
コミュニケーション&アプリケーションサービス部 第三サービス部門
TOMITA SHUNSUKE
富田 俊佑
2016年入社
中小企業のマーケットを開拓するポータルアプリを開発。
2023年12月にリリースされた「ビジネスdアプリ」というモバイルアプリの開発チームで、リーダーを担っています。「ビジネスdアプリ」は中小企業の課題解決につながるサービスや中小企業で働く方々の仕事に役立つニュース、クーポンを提供する法人向け総合ポータルアプリです。中小企業はドコモとしてこれまであまりアプローチできていなかったマーケットであるため、お客さまに提供できる価値を探っている段階で、アプリ開発においてはトライ&エラーを繰り返しながら少しずつブラッシュアップするスクラム開発という手法で取り組んでいます。現在は10人の社内メンバーだけで内製していて、ユーザーインタビューで得られたフィードバックをすぐに反映するなど、日々改善に取り組んでいます。
日本で99%を占める中小企業に貢献していくことができる。
日本の中小企業における65%はデジタル化の取り組みが未実施または移行中と言われています。多くの中小企業が紙や口頭、電子メールを使った状況からデジタルツールを活用した業務環境に移行できていません。日本企業の99.7%を占める中小企業のデジタルツールを活用した効率化や競争力強化は、日本経済の成長を後押しすることにつながります。私が担当する「ビジネスdアプリ」による中小企業のデジタル化推進サポートが、その一端を担っていることは、この仕事のやりがいになっています。
また中小企業はドコモがこれまではあまりアプローチできていなかった領域で、どうやったらユーザーにとって便利で使いやすいアプリになるかを社内で日々検討し、改善と検証を繰り返しています。機能の改善や処理のスピードアップにつながる新しい技術に触れ、それがユーザーの評価につながったり、エンジニアとしての新しい気づきを得られたりしたときは楽しいですね。

新しい技術分野にも、リーダーへの提案にも、粘り強く向き合ってきた。
プロダクトサービスエンジニアとしてSIM認証システムを開発した経験は印象に残っています。当時SIM認証における暗号化技術は新しい分野で、参考文献も少なく、社内に知見のある人もいない状態でした。そこで、実現したいことに近いOSS(※)のソースコードを解読し、一つ一つデバッグしながらトライ&エラーを繰り返すという地道な作業を経て、商用化に向けたプロトタイプの開発を達成しました。この経験は、現在のシステム開発でも生きており、「時間はかかっても、一つ一つやっていくしかない」と取り組んでいくことで、たとえ壁にぶつかっても、乗り越えていくことができています。
また、リモートワーク環境構築システムの機能追加やUIの変更など、スピーディーな対応が求められていたコロナ禍の業務において、それまで手作業で進めていたテストの自動化をチームリーダーに提案したことも大きな挑戦でした。テストの自動化をするためには開発コストがかかり、すぐには受け入れてもらえませんでした。そこで、3ヶ月でテスト自動化コードを開発すれば、8回分の検証でコストを回収できるというデータを示すことで承認してもらうことができました。このとき、意思決定を仰ぐには判断材料を視覚化することが大切だと学びました。
※ OSS…オープンソースソフトウェア。プログラムのソースコードが無料で公開されているソフトウェアのこと。

ITに詳しくない人こそ使いやすいサービスで中小企業をサポートしたい。
今の目標は「ビジネスdアプリ」をより多くの方に使っていただき、ユーザーの声を反映させながら、日常的なビジネスサポートができるアプリにすることです。多くの中小企業でデジタルツールの活用が進んでいないのは、ITリテラシーの高い人材がおらず、IT専門の部署もないからです。そんな中小企業のデジタル化推進サポートし、日本経済の成長を後押しするために、「ビジネスdアプリ」では機能の数をあえて絞るなど、シンプルで誰にとっても使いやすいサービスを意識して開発しています。
また、社内におけるキャリアパスとしては、まだウォーターフォール開発が主流のドコモ内で、スクラム開発のプロフェッショナルになって、他のチームの指導やアドバイスをできる人になりたいです。
自分の仕事が、世の中を変える。ドコモならその実感が味わえる。
学生時代は、大学院で原子物理学を専攻していました。しかし、就職活動においては、学んだ分野を活かしたいというより、研究活動の中で培った、さまざまな角度からトライ&エラーを繰り返し、ものごとの本質を捉える力を活かした職に就きたいと思っていました。専攻とは関係なく、広く世の中を見てみようと思ったときに「今、世の中の仕組みをつくっているのはITだ」という話を聞いて、IT業界に興味を持ちました。仕事としてやっていくなら、世の中に影響を与えられることが自分のやりがいにつながると考えたからです。その点、ドコモは影響力も大きく、自分のやったことが目に見えるかたちとなって、社会に届けることができます。また、アプリケーションやネットワーク、クラウド、データセンターなどを扱っているので、広い領域に挑戦でき、やりがいと誇りを持って働ける会社だと感じたのでドコモを志望しました。

目標や挑戦したいことがある人を後押しする会社。
ドコモの良いところは、「こういう機能があったらいい」、「こんな新しい技術を使ってみたい」といった意見に対して、上司や先輩が入社1年目の人にも対等な関係で耳を傾けてくれ、実現に向けたサポートをしてくれるところです。資格認定プログラムや社外研修への参加費用を会社が負担してくれたり、海外トレーニーにチャレンジさせてくれたりと、人材育成に前向きでサポートも手厚いと思います。ドコモで成し遂げたいことがある人は、ぜひ一緒に働きましょう!

OFF SHOT

体を動かすのが好きなので、近所の公園でランニングをしたり、ムエタイのジムに通ったりしています。長期休暇には、マラソン大会にもチャレンジしています。きっかけは東京マラソン出場だったのですが、そこから大阪、佐渡島、伊豆大島など、旅行を兼ねて友人と一緒に地方の大会に参加するようになりました。マラソンは、練習で走った分だけちゃんと記録が良くなるところが面白いです。
1DAY
SCHEDULE
- 5:00
- 6:00
- 7:00
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8:00
起床
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朝食を食べながら朝のニュースをチェック
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9:00
出勤、メール・Slack・Teams・スケジュールチェック
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10:00
開発メンバーとの朝会
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11:00
ミーティング資料の作成
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12:00
昼食
- 13:00
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14:00
データ分析に関するミーティング
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15:00
リリースに向けた資料の作成
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16:00
資料作成など
- 17:00
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運用保守に関するミーティング
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18:00
開発者が修正したソースコードのチェック
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19:00
退勤
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20:00
ランニング
- 21:00
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夕食
- 22:00
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動画視聴
- 23:00
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24:00
就寝
- 1:00
- 2:00
- 3:00
※掲載内容は2023年12月時点のものになります